妊娠前に知っておきたい

【妊娠線予防】論文のデータをもとに考えてみました

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妊娠線を予防したいと思ったら読んでください【産婦人科医が解説】

 妊娠線の予防についてどのような論文があるのかは、こちらで解説しました。

 今のところ、妊娠線を予防できる可能性があるのは

  • センテラ・アジアチカ抽出液
  • ヒアルロン酸
  • アーモンドオイルを使ったマッサージ

などでした。データが少ないので、はっきりとした効果が証明されているわけではありません。この中ではセンテラ・アジアチカ抽出液が一番データがしっかりしています。

 ネット検索で出てくる「妊娠線予防オススメクリームランキング」を見ると、特に妊娠線予防目的というわけではなくて、一般的な保湿スキンケアクリームが紹介されていることも多いようです。

 論文のデータからクリームを選んでみました。

いつから始めるのか

 妊娠線ができる原因は、お腹が大きくなることだけではなくて、妊娠中のホルモンの変化が大きく関係していると考えられています。

 ということは、お腹が大きくなる前からのケアが必要になります。

 妊娠線予防の研究をした論文では、妊娠12週(4ヶ月)からケア(クリーム)を始めていることが多いです。 

クリームの使い方

 妊娠線ができるのは、お腹、腰、おしり、太もも、胸、二の腕などです。

妊娠線ができる場所

 お風呂を上がって寝る前にクリームを使います。1日2回使うという論文も多いので、日中にもう1回使えば、より良いと思います。

 上に書いた妊娠線ができやすいところに使ってください。つっぱる感じがするところが出てきたら重点的に使いましょう。

当サイトが選んだクリーム

 ある程度の論文のデータがあることから、センテラ・アジアチカ抽出液が入っているクリームを選びました。日本では手に入りにくいものが多く、論文で使われているトロフォラスチンも残念ながら手に入りにくいです。センテラ・アジアチカ抽出液が入っていて比較的手に入りやすいクリームを選んでみました。

 

クラランス ストレッチマーク ボディ クリーム

 クラランス(CRALINS)はフランス生まれのトータルスキンケアブランドです。

 スキンケア・ボディケア・メイクアップ・サンケアなどの商品を展開していて、厳選された植物成分を配合した製品を開発しています。

 ストレッチマーク(妊娠線)ボディクリームという製品を販売しています。

ストレッチマーク ボディクリームの成分
センテラ・アジアチカ

 もちろんセンテラ・アジアチカが入っています。

クラウベリー

crowberry

 クラウベリーは、アラスカ・カナダ・ノルウェーなどに生息する植物です。ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるので、ジャムなどの料理に利用されています。

 抗酸化作用やコラーゲン・エラスチンといったファイバーを守る作用があるとされ、スキンケアにも使われています。

ツクシメナモミ

 ツクシミナモミは東南アジやは日本でも関東以南の暖かくて湿度の高い地域に生息ています。

 ツクシメナモミに含まれているダルトシドという成分が妊娠線改善成分と言われています。コラーゲンの配列を整えて、肌のはりを強くしたり、傷の治りをよくする作用があります。

 メーカーの臨床試験のデータで、論文になっているわけではありませんが、ダルトシドを使うことで、妊娠線の長さが半分になったというデータがあります。

副作用

 皮膚に使うクリームですし、ひとつの成分が多量に入っているわけではないので、副作用は心配しなくても良いと思います。実際、多くの妊娠している人が使っています。

 ただし、肌に合わなくて、かゆみ・発赤などが出たらすぐやめて、皮膚科医に相談してください。

価格

 定価は8,100円(税込)です。ネット通販では5,000円くらいで購入できるようです。

海外製品ですがこちらから購入できます。

 

ナチュラル マーククリーム

 センテラ・アジアチカが配合されているクリームは海外の製品が多いですが、国内で生産されているものもいくつかあります。

 Amazon・楽天で売り上げトップなのがナチュラル マーク クリームです。

ナチュラル マーク クリームの成分

 ツボクサ(センテラ・アジアチカ)エキスヒアルロン酸・カレンデュラオイル・アルガンオイル・コラーゲンなどの、保湿・抗酸化作用を持つ成分が含まれています。

 公式サイトには、クリームの使い方の動画があって、とてもわかりやすいので参考にしてください。

 アルコール無添加、無香料で日本人向けの低刺激性です。

 お産をしたあとは、赤ちゃんの保湿クリームとしても使えるということです。

価格

 150gで2,916円(税込)です。お得用サイズ470gだと7,850円(税込)です。

 1日1回使うとお得用サイズで2ヶ月分くらいです(1回に使う量にもよりますが)。

 妊娠4ヶ月から使い始めてお産までに、お得用サイズで2~3本くらい使うことになります。

クリームを使う際の注意事項

 多くのクリームはひとつの成分が多量に含まれているわけではないことと、皮膚にぬっても胎児にまで届くのはわずかなので、赤ちゃん・妊娠に影響することはほとんどないと思います。ただし、肌に合わないこともあるので、かゆみ・はだの異常などに注意してください。

 クリームを使ったからといって、妊娠線がまったくできないとは限りません。

 ちゃんとしたデータがないので正確なことは言えませんが、クリームを使ったとしても1割もしくわ3割以上の人には妊娠線ができると思います。できたとしても程度が軽くなっている可能性はあると思います。

 センテラ・アジアチカ抽出液が入っているクリームを調べて、よく使われていて比較的手に入りやすいものをご紹介しました。 

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