おすすめ 葉酸サプリ

妊活・妊娠中の葉酸サプリのメリット ちゃんと理解して飲んでください 

更新日:

世界各国で妊活・妊娠中の葉酸の摂取が勧められています。

 ネットには妊娠・妊活中の葉酸サプリに関連するサイトが山のようにあります。よく調べているなと感心するサイトもありますが、明らかに間違ったことが書いてあるサイトもあります。

 葉酸サプリを飲むメリットがあることは確かなのですが、実際にはない効果まで期待してしまったり、妊娠中にはよくない成分が入っているサプリを選んでしまっては困ります。

 葉酸サプリに関する数多くの論文を解析して、産婦人科医の視点から妊活・妊娠中の葉酸サプリについて解説します。

 よろしければ、この解説を読んでそのメリットを理解した上で、葉酸サプリを飲むか考えてみてください。

 最後にオススメのサプリもご紹介します。

葉酸サプリ

なぜ葉酸サプリを飲んだ方がいいのか

葉酸強化食品の効果

 アメリカでは、1998年から穀物でできた食品(シリアル、パンなど)に葉酸を添加することが義務付けられました。その効果で1998年以後は神経管閉鎖障害の発生が35%減りました。

 ただし、必ずしも全員が葉酸が添加された食品を十分食べているわけではないので、葉酸を取ることをさらに徹底すれば、神経管閉鎖障害をもっと減らせるだろうと考えられています。

 チリでは2000年から小麦粉に葉酸が入れられるようになりました。その効果でそれ以後は神経管閉鎖障害の発生が43%減りました。

folic acid

 世界で53カ国が食品に葉酸を添加すると規定しています。上のグラフのように、それによって25~50%神経管閉鎖障害の発生が少なくなっています。

サプリメントの効果

 食品に葉酸を加えただけでは、すべての人が十分に葉酸が取れるようになるわけではありません。

 サプリメントとして十分な葉酸を取った方がより効果があると考えられます。

 葉酸サプリの効果を調べた論文も多くあります。

 よく紹介されるのがハンガリーからの論文で、葉酸の入っていないサプリを飲んでいた2140人の女性うち6人の赤ちゃんに神経管閉鎖障害があったのに比べて、葉酸の入ったサプリを飲んでいた2052人の女性の赤ちゃんで神経管閉鎖障害があったのは0人だったそうです。

 この論文も含めた、多くの論文の結果をまとめた報告では、

葉酸サプリを飲んでいなかった人の神経管閉鎖障害の発生率  1000人あたり13人

葉酸サプリを飲んだ人の神経管閉鎖障害の発生率       1000人あたり4人

となっています。この結果の信頼度は高いと認定されています。

 また、アメリカ予防医療サービス専門作業部会は、多くの論文を評価した結果として、

妊娠を予定しているもしくは妊娠可能な女性は葉酸サプリを毎日飲むことを推奨する

と発表しました。

 推奨レベルはAになっています。Aというのは「実質的な利益がとても確かである」ということです。

葉酸サプリメントを飲んでも効果はなかったという論文も何個かあります。ただ、そういう論文を入れても、多くの論文をまとめると効果はかなり確実だと考えられているのが現状です。

日本の状況

日本での神経管閉鎖障害の頻度は

二分脊椎頻度

 神経管閉鎖障害の中で一番多い二分脊椎の頻度の推移のグラフです。

 日本では少なくなっている感じはないですね。ちなみに2012年の二分脊椎の発生数は1万人あたり5.18人でした。

 もともと外国と比べて日本では神経管閉鎖障害の頻度は低いと言われていました。外国の神経管閉鎖障害の頻度が低くなって、同じくらいの頻度になってきているように思われます。

厚生(労働)省からの通知

 日本では食品に葉酸を添加することは義務付けられていません。

 2000年に厚生省から出された通知では

 「食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から葉酸を摂取すれば、神経管閉鎖障害の発症のリスクが集団としてみた場合に低減できることが期待できる旨情報提供を行う」と言っています。

 妊娠する女性に向けての推奨ではなく、保険医療関係者に情報提供を推進しろという通知です。

 「情報提供を実施し、本人の判断に基づいた適切な選択が可能となることを目的とする」とも書いてあります。葉酸サプリを飲むかは本人の自己判断で決めてくださいということです。

 厚生省としてはサプリを推奨するというのは抵抗があるのでしょうか。かなり腰が引けた表現です。

通知には腰が引けている理由も書いてあって

  • 神経管閉鎖障害は遺伝的な理由などいろいろな原因で起こりうるので、葉酸だけですべて予防できるわけではない
  • 葉酸サプリに頼るだけでなく、日頃の栄養バランスに気をつけたり、妊娠中は禁煙・禁酒が不可欠である
  • 過剰摂取に注意が必要である

といったことを理解する必要があると言っています。

産婦人科診療ガイドライン 産科編 2017

 産婦人科診療ガイドラインは質問と回答という形式になっていて。

 「神経管閉鎖障害と葉酸の関係について説明を求められたら?」という質問に

 「市販のサプリメント類によって、児の神経管閉鎖障害発症のリスクの低減が期待できると説明する」と回答しています。聞かれたら答えるということで、医師から積極的に説明するとは書いてありません。

 日本で胎児が神経管閉鎖障害になる確率を多めに見積もって0.1%として、葉酸サプリを飲むと、そのリスクを半分以下にすることができるということです。このために葉酸サプリを飲むかどうかです。

 葉酸サプリを飲むかどうか考えるときには、神経管閉鎖障害になる確率だけではなく、

  • 神経管閉鎖障害とはどういうものか
  • 葉酸サプリの費用は
  • 葉酸サプリの副作用は

といったことも知っておきたいですよね。

 では、そのあたりについても解説します。

神経管閉鎖障害

 神経管というのは胎児の背中にできてくる管で、将来、脳と脊髄になります。

脊髄

 背骨の中のオレンジの部分が脊髄です。

 この管は、最初背中側が開いているのですが、時間とともに閉じていって脳や神経になり、その周りに頭蓋骨や背骨ができます。

 閉じるのがうまくいかないと神経管閉鎖障害になります。ちゃんと閉じないと脳や脊髄がむき出しになってしまいます。

 頭蓋骨が閉じなければ脳瘤、背骨が閉じなければ二分脊椎と呼ばれます。

 原因ははっきりわかっていません。遺伝的な理由もあると考えれれていますが、二分脊椎で生まれた子供の家族に二分脊椎の人がいるのは5%くらいなので、遺伝の影響はそれほど高くないと考えられます。

神経管閉鎖障害のこどもは生まれた後どうなるのか

 閉じていない部分の大きさ、閉じていないところから脳や脊髄がはみ出している程度などによって、症状・予後が大きく違ってきます。

 脳・脊髄がはみ出してしまっている場合は、背骨のどの位置に出ているかによって症状が違ってきますが(一番多いのは腰のあたりの二分脊椎)、学習障害、無呼吸発作、嚥下困難、歩行障害、尿失禁、便失禁、性機能障害(男性)などの症状が出ます。

 脳脊髄液の流れが悪くなって、脳の中に貯まってしまう水頭症を合併することも多いです。

 脳や脊髄を包んでいる膜だけが出ている場合は、症状がないこともあります。ただし、最初は症状がなくても、体の成長とともに脊髄が引っ張られて、下半身の痛み・しびれ、排尿・排便障害が起きてくることもあります。

 生まれた後の危険として、感染があります。脳や脊髄がむき出しになったいる部分に感染すると、すぐに髄膜炎になってしまって、危険な状態になります。

 感染や、脳・脊髄が傷つくのを防ぐために、お産は帝王切開になります。

 感染と水頭症が進むのを防ぐために、生まれてすぐに、修復する手術と髄液の流れを良くするシャントを行います。その後も何回か追加の手術が必要になることがあります。

 以上のように、神経管閉鎖障害は程度によりほどんど後遺症なく元気に育つ場合もありますが、重い障害が残るケースも多く、感染や重度の水頭症などになると命に関わることもあります。

葉酸サプリを飲む期間と費用について

 葉酸サプリを飲むか考えるときに、その費用も重要ですよね。

 まず葉酸について簡単に解説します。

葉酸が少ないとなぜ神経管閉鎖障害になるのか

 葉酸はビタミンBの仲間で、ビタミンB9とも呼ばれています。ほうれん草から発見されました。

 細胞の中の遺伝子を作ったり、細胞の分裂・成長に重要な働きをしています。どんどん成長していく胎児にとって非常に重要な栄養素になります。また葉酸は赤血球を作るのにも必要なので、葉酸が不足すると、鉄分不足とは違ったタイプの貧血になります。

 胎児の神経管が閉じる時の細胞の分裂・成長にも葉酸が必要と考えられます。また、葉酸が不足すると、ホモシステインという物質が増えて、その毒性で神経管が閉じなくなってしまうとも考えられています。

神経管閉鎖障害を予防するには、いつからいつまでどのくらいの量を飲めばいいのか

 神経管の閉鎖が完成するのが妊娠6週末になります。なので、妊娠がわかってから葉酸を飲み始めても遅いということになります。

 神経管閉鎖障害の予防のためには妊娠する1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月まで葉酸を飲むことが勧められています。ということは、少なくとも4ヶ月は飲むということですね。

 1日に必要な葉酸の量は0.4mgです。多くの葉酸サプリは1日の量が0.4mgになっています。

 また、1日1mg以上は摂取しないようにとされていますので、サプリを決められた量より多く飲まないでください(もし1日1mg以上飲んだとしてもそれほど心配する必要はないと思いますが)。

そうすると費用は

 葉酸サプリは数多く市販されていますが、1月あたりの費用が2000〜4000円くらいのようです。4ヶ月とすると8000〜16000円です。

 でも、妊娠する1ヶ月前からと言われても、いつ妊娠するかわからないので、多くの場合、もっと長く飲むことになります。

食事で葉酸をいっぱい取ればサプリは必要はない?

 食品に含まれている葉酸は熱に弱く、調理をすると約50%が分解したり、ゆで汁に溶けて失われてしまいます。また体内に取り込まれても、実際に利用されるのは50%くらいとみられています。

葉酸の多い食品

 多くの葉酸サプリに入っている葉酸は、モノグルタミン酸型葉酸と呼ばれる合成された葉酸です。サプリの葉酸は、そのままの量が体内に取り込まれて、そのうち約85%が利用されます。効率がいいですね。

 厚生労働省の食事摂取基準では、18歳以上の女性の葉酸の1日摂取推奨量が0.24mgになっています。妊活中から妊娠初期にはこれにプラスして1日0.4mgの葉酸サプリの摂取が望まれています。

 利用効率を考えると食事でさらにサプリの0.4mg分の葉酸を食べるのは難しいと思われます。

 なので厚生労働省も、神経管閉鎖障害の予防としては、食事に追加してサプリとして0.4mgの葉酸を取ることを勧めているのです。

葉酸の副作用

 まれに体に合わないと皮膚が赤くなったり、かゆくなるなどの症状がでることがあります。これはどんな薬でもあるかもしれないことです。

 妊娠中に葉酸を飲むと、生まれた子供がぜんそくになりやすいという説があります。

 確かに、妊娠中に葉酸を飲むと、生まれた子供がぜんそくになる可能性が20%くらい増えるという論文があります。ただし、ぜんそくに影響はないという論文も多くあって、結論は出ていません

 葉酸サプリをお産の時まで飲み続けていると、生まれたこどもがアレルギー体質になりやすいという説もありますが、こちらも研究の結果はバラバラで今のところは関係なさそうです

 今のところ、葉酸の副作用はほとんどないと考えてよいです。

葉酸サプリは、神経管閉鎖障害の予防以外にメリットがあるか

妊娠への影響

 妊娠中に葉酸を飲んでいることで、早産や子癇発作が少なくなったという論文もありますが、多くの論文を集めた研究では、明らかな妊娠への良い影響は確認されていません。

神経管閉鎖障害以外の異常の予防

 口唇口蓋裂や心奇形の予防に効果があるとネットに書いてありますが、多くの論文を集めた研究では口唇口蓋裂・心奇形を含めて、神経管閉鎖障害以外の先天異常の予防効果はなかったとされています。

追記 2018年5月に出た37の論文をまとめた研究で、葉酸サプリを飲むと口唇口蓋裂が30%くらい少なくなると報告されました。葉酸のみではなく葉酸と他のいろいろなビタミンを一緒に飲んだ方がより口唇口蓋裂が少なくなったそうです。

 また、ダウン症を予防できると書いてあるのもよく見かけますが、予防できる可能性があるという論文があるだけで、現時点ではダウン症の予防効果は証明されていません

 葉酸サプリを飲むと生まれた子供が自閉症になる可能性が低くなるという論文はいくつかあります。かなり多くの症例を集めた研究でも、自閉症になる可能性が23~50%くらい低くなったと報告しています。

美肌効果?

 葉酸は、細胞の分裂・成長に重要な働きをしていると説明しました。古い細胞がどんどん新しくなることで、イキイキとした肌を保つことができると思われます。

 また、葉酸は赤血球を作るのに必要です。血液を作って血行が良くなることで、美肌効果が期待できます。

 というようなことが、言われています。理論的には合っていると思いますが、実際に効果があるかは、個人によるでしょうか?

妊活・妊娠関係以外の効果

 葉酸が不足すると、ホモシステインという物質が増えてしまいます。ホモシステインが高くなると

  • 酸素や水と反応して活性酸素を発生する(がんの原因)
  • 血管を硬くして、動脈硬化・高血圧を引き起こす(狭心症・心筋梗塞)
  • 血が固まりやすくなり血栓を作る

など、体に悪いことが起こります。

 活性酸素は多嚢胞性卵巣症候群に関係したり、卵子の成熟に悪影響を与えるのでしたね。

 2015年に中国から1万人レベルの研究で、葉酸により脳卒中のリスクが少なくなったという論文が出て話題になっていました。

 しかし、今のところ葉酸サプリによる心筋梗塞・狭心症・がんなどの予防効果ははっきりしていません。

葉酸サプリの神経管閉鎖障害予防以外のメリットについては、はっきり証明されているものはまだないようですね。

とはいえ葉酸はヒトの体にとって、欠かすことのできない栄養素です。不足すると、酸化ストレスの増加・動脈硬化などが起こります。しっかり葉酸を摂取するよう心がけましょう

オススメの葉酸サプリは

 ちょっと長くなってしまいましたが、葉酸サプリを飲むかどうか考える時に、知っておくことが必要と思われることを解説しました。

 この記事を読んで、葉酸サプリを飲んでみようと思いましたか?産婦人科医の立場からは、確かなメリットが確認しているされていることなので、妊活から妊娠中に葉酸サプリを飲むことをオススメします

 上に書いたように、葉酸サプリを飲み始めるのは妊娠の1ヶ月前からとされていますが、いつ妊娠するか前もってわかるわけではないので、実際は妊活を始めた時に葉酸サプリも始めることになると思います。

ネットではどんな葉酸サプリがオススメされているのか

 葉酸サプリを飲もうと思っても、いっぱい種類があってどれがいいのか、わかりませんよね。

 葉酸サプリのオススメランキングのサイトも数えきれないくらいあります。

 ネットではどんな葉酸サプリがおススメされているのか、100個のランキングサイトを調べてみました。というか調べていったらまだまだあったのですが、キリのいい100個でやめました。100個のサイトのランキングをまとめてみました。

葉酸サプリランキング1

 ランキング3位以内に入っているのは、ベルタ葉酸サプリがダントツで多かったです。

葉酸サプリランキング2

 ランキングで1位になっているのはベルタ葉酸サプリがさらにダントツです。

 ネット上には葉酸サプリの情報があふれています。産婦人科医の目線から、ネットで葉酸サプリの情報を検索する時の注意点をこちらの記事にまとめました。参考にしてください。

 100の葉酸サプリランキングサイト・海外の文献・各サプリの公式サイトなどを調べて、オススメの葉酸サプリを選んでみました。

オススメサプリのポイント

葉酸が入っているだけでなく、他のビタミンやミネラルが入っている

 最初に紹介した、葉酸サプリの神経管閉鎖障害予防の効果を示した有名なハンガリーの研究は、葉酸サプリとして「エレビット」が使われています。

 エレビットは多種のビタミンとミネラルが入っているサプリです。なのでエレビットと同じように、葉酸以外のビタミンやミネラルが入っているものを選びました。特にビタミンB2・B6・B12、ビタミンCが葉酸の活性化や安定に必要とされているので、これらが入っていることをポイントとしました。

 他の研究でも、多種のビタミンとミネラルが入っているサプリを使っているものが多いです。

 ちなみに、エレビットは日本でもバイエル社が販売していますが、葉酸が0.8mgと、推奨されている0.4mgより多く入っているので、オススメには選びませんでした。

各成分の配合量・原産国が開示されている

 妊娠中に飲むサプリなので、安全には気を使いたいです。各成分の配合量・原産国を開示していることが、製造元が安全性に自信を持っている証の一つと考えました。

サプリの大きさ・におい・味

 サプリは大きさ・におい・味などが合わなくて、続けるのが難しいことがありますよね。特に妊娠初期にはつわりがあります。

 大きさ・におい・味などが合う合わないは個人差が大きいと思いますが、私が実際に試して見て、問題がないものを選びました。

安く購入できる定期購入が途中解約が可能

 サプリを購入するときは、定期購入の方が安く買えることが多いです。でも、定期購入で買って、合わなかったら困ります。なので、定期購入を途中解約できるということをポイントとしました。

貧血を防ぐための鉄

 妊娠中には貧血が進みます。妊婦健診をしていると、妊娠10ヶ月までには1/3以上の人が貧血の薬(鉄剤)が必要になるという印象です。なので、鉄分も配合されているといいと思います。

 ただし、妊娠中に貧血で鉄剤を処方しても半分くらいの人が、飲むと気持ち悪くなるようです。そのため、薬と続けることが難しい人もいます。

 葉酸サプリに含まれている鉄分は、貧血の薬よりはるかに少ないので、飲んで気持ち悪くなるということはあまりないと思います。

オススメの葉酸サプリ

 以上のポイントをもとに、オススメの葉酸サプリを決定しました。

 ランキングではなくオススメをしぼりこんでみました。

プレミン ゲンナイ製薬株式会社

 プレミンは2017年2月に販売開始されました。まだプレミンが評価の対象に入っていないランキングサイトもあったと思われるので、トップスリーに入っている回数は9番目と少ないですが、ベストワンに選ばれた回数は3番目です。プレミンがランキングに入っている場合は1位に選ばれていることが多いということです。

 では、なぜランキングサイトでトップではないプレミンをオススメにしたのか解説します。

成分

澱粉(でんぷん)、食用精製加工油脂、酵母(ビタミンB6含有)、貝カルシウム、ヘム鉄(豚由来)、酸化マグネシウム、ビタミンC、ピロリン酸第二鉄、光沢剤、ビタミンB2、ビタミンB1、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12

 必要と思われるビタミンが含まれています。ランキングに入っている葉酸サプリの多くはこれらのビタミンが入っているので、プレミンだけというわけではありません。

安全性

 すべての成分の配合量が開示されていて、原産国・加工国も開示されています。成分は国産を優先し、国産が存在しないものは主要先進国を選んでいます。

 プレミンを作っている工場は、日本より厳しい基準で審査しているアメリカのNSFという機関から品質管理の認定を受けています。他の葉酸サプリは日本の認定機関で認定された工場で作られています。

 これらから安全性に関する意識が高いと評価しました。

費用

 単品購入だと一ヶ月分5980円ですが、定期購入なら3880円です。ランキング上位の他の葉酸サプリとだいたい同じくらいの費用です。

プレミンはリニューアルされて定期お届けコースで一月あたり3866円になりました。

 定期コースは回数に関係なく解約可能です。電話する必要はなく、ネットから解約できるます。25日以内の全額返金保証もあります。

ヘム鉄

 プレミンの鉄分は1日分で15mg配合されています。ヘム鉄8mg、非ヘム鉄7mgのブレンドです。他の葉酸サプリは10~15mgの配合ですが、すべて非ヘム鉄です。

 ヘム鉄は非ヘム鉄より4~5倍効率よく腸から吸収されます。同じmg数でもヘム鉄の方が効果が高いということですね。

 非ヘム鉄は胃や腸を刺激して粘膜を荒らすことがあります。貧血の時の処方される鉄剤は非ヘム鉄です。貧血の薬を飲むとむかむかすることが多いのは、これがひとつの原因となっていると考えられます。ヘム鉄ならそういう副作用も少ないと思います。

 カップルコースは男性用のプレミンMenも一緒に購入するコースですが、男性用に関しては効果がはっきりしないのでオススメにはしません。

プレミンがリニューアル

 プレミンは2018年2月に、必要なものだけを必要な時期にというコンセプトのもとに、3部作にリニューアルされました。

 このリニューアルによって、オススメ度はさらに増しています。

詳しくはこちらで解説しています。

プレミン
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mitete葉酸サプリ

 プレミンの費用が高いと感じる方もいると思いますので、コストパフォーマンスがいいと思われるものをひとつ追加でオススメします。

 mitete葉酸サプリは、株式会社エーエフシー(AFC)が販売している葉酸サプリです。

 女性100人の声から生まれた葉酸サプリと呼ばれていたものが、2017年3月にmitete葉酸サプリとしてリニューアルされました。

 葉酸サプリランキングでも上位に入っています。やはりコストパフォーマンスが評価されて2番・3番に選ばれていることが多いです。

成分は

ライスマグネシウム、還元麦芽糖水飴、食用油脂、酵母(亜鉛、銅、セレン含有)、還元パラチノース / 貝カルシウム、セルロース、V.C、ピロリン酸第二鉄、HPC、ステアリン酸Ca、ナイアシン、パントテン酸Ca、シェラック、V.B6、増粘多糖類、V.B1、V.B2、葉酸、トウモロコシたん白、V.D、酸化防止剤(V.E)、V.B12

となっていて、必要と思われるビタミンが含まれています。

 日本の認定機関のGMP認定の工場で作られています。成分の配合量は確認できますが、原産国は確認できませんでした。

 鉄は非ヘム鉄が1日分10mgと標準的です。

費用

 単品購入だと一ヶ月分1944円ですが、定期便なら1555円です。ランキング上位の中では低価格を実現しています。

 定期便は途中解約可能ですが、3個セットなので、3ヶ月分(約4665円)は支払う必要があります。返金保証もありません。

プレミンとの比較

 費用は半額以下になります。

  • 成分の原産国の開示がない
  • 鉄分が非ヘム鉄で少ない
  • 定期便は解約可能だが、まず4655円は支払う必要がある

などのプレミンとの差が気にならない方にはいいと思います。

公式サイトの下の方にある「3個セット定期便 4320円+税」がオススメです。

安心の葉酸サプリ★AFC

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まとめ

  • 妊活から妊娠中に葉酸サプリを飲むことで、神経管閉鎖障害のリスクを半分以下にできる。
  • 神経管閉鎖障害になるのは1000人に一人くらい。
  • 葉酸サプリには、神経管閉鎖障害以外にもメリットがあるかもしれない。
  • 葉酸サプリによる副作用は、それほど心配しなくて良い。
  • 葉酸サプリにはそれなりのコストがかかる。

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