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プレミン3部作登場!どこが変わったのか産婦人科医が徹底解説

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当サイトのオススメ葉酸サプリ、プレミンが3つの時期に分かれて新しくなりました!

 プレミンがリニューアルです。「妊活中~妊娠15週」「妊娠16週~出産」「出産後授乳時」のそれぞれの時期に使う3種類になりました。

 今までのプレミンとどこが違うのか、3種類はどこが違うのか。少しわかりにくいと思いますので、詳しく解説します。

プレミンプレミン16W

なぜ3部作になったのか

 「妊活中~妊娠15週」「妊娠16週~出産」「出産後授乳時」それぞれの時期で、必要な成分や量が違ってくるからです。

 厚生労働省の食事摂取基準でも、妊娠したらどのくらい追加が必要かは、妊娠初期・妊娠中期後期に分けて書いてある栄養素があります。

 妊娠16週以後では、葉酸の量は少なくてもよくなります。逆に鉄分は多く必要になってきます。出産後には、産後に不足しがちな栄養素を補給します。

 3種類のサプリに分けて販売するのは、会社としてはコストがかかって効率的でないと思いますが、使う人に一番良いものを提供したいという姿勢は、ゲンナイ製薬らしくて好感が持てます。

妊活中から妊娠15週までのプレミン

 妊活中から妊娠15週までものは、「プレミン」という名前のままになっています。

以前のプレミンとの違い

 名前は同じですが、成分には違いがあります。

ニュープレミン

葉酸

 葉酸はモノグルタミン酸型葉酸400μgで変わっていません。この時期にはモノグルタミン酸型葉酸400μgをサプリとして補給することが推奨されています。

 鉄分は15mgから5mgに減っています。厚生労働省の食事摂取基準では、妊娠初期には鉄分を2.5mg追加するとしています。食事で不足がちになる分も考えて、5mgとしているのだと思います。

ビタミンC

 ビタミンCも100mgから45mgに減っています。厚生労働省の食事摂取基準では、妊娠時には10mg追加するとなっています。こちらも食事で不足がちになる分も考えて、45mgとしているのだと思います。

亜鉛・パントテン酸・ナイアシン・ビオチン

 これらの成分が新しく配合されています。

 その理由についてはあまり説明されていませんが、

 「パントテン酸及びビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」

 「亜鉛は、味覚を正常に保つとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助け、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です。」

との説明があります。

 エネルギー産生やDNA修復に欠かせないNADという酵素をうまく合成できない人は、流産や胎児先天異常を起こしやすいのですが、ナイアシンはそのリスクを減らすという論文があります。

新しいプレミンの費用

 定期お届けコースで一月あたり3866円です。以前は3880円でしたので、なぜかほんの少しですが安くなっています。

 全額返金保証や、定期コースには回数制限がなく1回での解約も可能なのは変わっていません。

新しいプレミンの評価

  必要なだけということで、鉄分・ビタミンCが少なくなりました。

 亜鉛・パントテン酸・ナイアシン・ビオチンが追加されています。

 「必要なものを、必要な時期に、必要なだけ」というコンセプトでリニューアルがされています。使う人目線での変更だと思います。

追記:ゲンナイ製薬は葉酸サプリとして日本初となるプレミンの安全性臨床試を実施しました。

妊娠16週からのプレミン16W

 妊娠16週すなわち妊娠5ヶ月からは、プレミン16Wの出番です。

妊娠15週までのプレミンとの違い

プレミン16W

葉酸

 ここが今回のリニューアルで最も変わったところだと思います。

 モノグルタミン酸型葉酸400μgではなくて、食事性葉酸250μgになっています。

 食事性葉酸というのはサプリに使われているモノグルタミン酸型葉酸ではなく、食品に含まれているポリグルタミン酸型葉酸のことと考えて良いと思います。

 ポリグルタミン酸型葉酸は体内に取り込まれても、実際に利用されるのは50%くらいになってしまうのでしたね。

 厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2015 年版) の葉酸の摂取基準を確認してみましょう。

葉酸摂取基準

 この基準では、18〜49歳の女性は、1日240μgの食事性葉酸を摂取することが推奨されています。

 妊婦はさらに1日240μgの食事性葉酸をプラスすることを推奨しています。

 これとは別に、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために1日400μgのモノグルタミン酸型葉酸の摂取を推奨しています。

 神経管の閉鎖が完了するのが、妊娠6週末までなので、「葉酸の摂取を少なくとも妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までとしている」と厚生労働省の資料に書いてあります。妊娠4ヶ月からはモノグルタミン酸型葉酸は必要なくなるということです。

 以上の厚生労働省の資料から、プレミン16Wは食事性葉酸250μgにしたのです。

ビタミン A

 プレミン16WにはビタミンAが入っています。

 ビタミンAは、視力の維持を助けるとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。細胞の成長にも関わっているため、胎児の発育にも必要です。

 妊娠後期には780μgくらいのビタミンA摂取が推奨されていますが、妊娠する年齢層の日本人女性の平均ビタミンA摂取量が470μgくらいなので、300μgのビタミンAが入ってます。

ビタミンAと胎児異常

 妊娠初期にビタミンAを過剰に摂取すると、胎児に先天異常が起こる危険があるというのを聞いたことがある人もいると思います。
 ビタミンAの中でも、レチノールやレチノイン酸を妊娠12週までに過剰に摂取すると、耳や顔面の異常、中枢神経や心血管系の異常が起きるとの報告があります。
 プレミン16Wは、胎児に影響がない妊娠16週から飲み始めることと、異常を起こすリスクがほとんどないベータカロテン由来のビタミンAを使っているので、心配はないです。

 厚生労働省の食事摂取基準では、妊娠中期後期には鉄分を15mg追加するとしています。

 実際、妊娠中に貧血が進んでくるのがこのくらいの時期からになります。

 プレミン16Wは鉄が15mg入っています。吸収力の高いヘム鉄が半分なので、効率良く摂取できます。

プレミン16Wの費用 

 定期お届けコースで一月あたり3866円です。妊娠15週までのプレミンと同じです。

 公式サイトの「マイページ」から簡単に、プレミンからプレミン16Wへ変更することができます。

プレミン16Wの評価

 妊娠16週以後は必要でなくなるモノグルタミン酸型葉酸を、食事性葉酸に変えました。

 妊娠16週以後に必要になってくる、鉄分を増やして、ビタミンAを追加しています。

 「必要なものを必要なだけ」の考え方に沿ったものとなっています。

 ビタミンAによる胎児異常は心配する必要はありません。

使う人の目線からのリニューアル

 「時期ごとに必要な成分を必要なだけ」という、使う人の目線に立ったリニューアルだと思います。

 変わらずの「すべての成分の含有量、原産国の開示」の姿勢も好感が持てます。

 試してみたいとお考えの方は、公式サイトのプレミン定期お届けコースから始めてください。

プレミン・プレミンMen

 妊娠16週になったら、そのままプレミン16Wの定期お届けコースに、公式サイトから簡単に変更することができるので、忘れずに変更してください。

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