不妊症の検査を産婦人科医がわかりやすく解説します
排卵日ころにタイミングを合わせているのに妊娠しない!
費用はいくらかかるのか?
不安です
わかりやすく解説しています
超音波検査
- 子宮筋腫や卵巣嚢腫がないか調べる
- 排卵のタイミングを調べる
などのためにする検査です。
妊娠するためには排卵のタイミングを知るのが一番大事なので、そのために何度もすることになります。
他の検査は普通最初の1回だけです。
ホルモン検査
採血でホルモンの検査をします。
排卵しにくい原因がないかを調べます。
毎月ちゃんと排卵している(毎月生理が来ている)人は異常がないことが多いです。
子宮卵管造影
卵管がつまっていないか調べる検査です。
子宮の中にポリープなどの異常があるかもわかります。
一番痛い検査です。
ヒューナー テスト(性交後検査)
性交した後に膣の中(子宮の入り口)に元気な精子がいるか調べます。
精液検査で異常がなくても、精子が子宮の入り口に来るまでに元気がなくなってしまうことがあります。
黄体機能検査
これも採血のホルモン検査です。
排卵した後に採血して、子宮の中が受精卵が着きやすい環境になっているか調べます。
精液検査
とても大事な検査です。
ちょっとしたコツがあります。
その他の採血の検査
ホルモン検査の採血の時にいっしょに調べる採血の検査がいくつかあります。
- クラミジア検査
- AMH
- CA125
などです。
検査にかかる費用
気になる費用はこちらで解説。
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不妊検査・治療の費用はどのくらい?自費になるのは
本格的に妊活を始めた時、気になる費用は 不妊治療ってお金がかかるというイメージがありますよね。実際、体外受精など保険のきかない治療はかなり費用がかかります。 体外受精に進む前に妊娠できる可能性も十 ...